【熊本の職人の技術がつまったウールキャップ】
Hummingbirdはクオリティの高いウールキャップを作りたく、
日本で最も技術があると言われている熊本県にある50年以上続く老舗ベレー帽工場へ。
ベレー帽工場なのにキャップなんて作れるの?と思われる方もいらっしゃると思います。
私も初めはその1人でしたが、サンプルを見た瞬間に驚愕しました。
流石の老舗工場さん、特に素晴らしかったのがウール糸に対しての扱い方です。
●職人だからできる「もみ加工」という技
本来ウールというのは数ヶ月使用すると毛玉がとにかく目立ってしまいます。
ところがこちらの工場さんが作るものは毛玉はほとんど目立ちません。
毛玉を目立たなくするための一般的加工は薬液を使ったアンチピリング加工です。
*アンチピリング加工について
毛薬品を使い毛と毛が絡み合う摩擦力と繊維自体の強度を下げ、
跳ねてきた毛はすぐに切れて落ちるようにするための加工です。
毛玉にはなりませんが、ウール本来の風合いが悪くなり
薬品を使用していることで肌へもあまり良くないのです。
ですから、Hummingbirdの原点であり信念でもある
『天然繊維本来の良さを最大限に出し、肌に優しい本当にいいものを作りたい!』
という想いを形にするため、老舗ベレー帽の工場にしかない「もみ加工」を採用しました。
*もみ加工について
もみ加工とは、薬品を使わずにネジ穴のような螺旋状の棒が上下で回転している中に
帽子になる前のウールを生地を差し込んでモミモミします。
そうすることでウールの繊維が更に強力に絡み合い、
外に出た毛をバリカンすることでそれ以上毛が出てこないので毛玉になりにくい、という加工です。
手間を惜しまない超一流の職人さんだからこそできることなんです。
今現在このもみ加工ができる工場は日本で熊本の工場のみになります。
●品良くラフに、ウールキャップを楽しむ
つばの部分にはあえてポリエステル芯を使用しています。
折って元に戻らないということがないので、
自分の好きな時・好きな気分によって形を変えてアレンジを楽しめます。
重いイメージがあるウールですが、
とにかく軽くまるで乗馬用の帽子にも見えるコロンとした可愛らしい形を採用しています。
そうすることで浅くかぶることもでき深くかぶることもできます。
「品良くラフに」そして、つばの長さも深くかぶった時、
女性の目元までを一番きれいに隠すことのできる長さで小顔効果にもなります。
技術と素材に対する思いがこもったウールキャップを是非一度使用してみてください。
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●ウールとは?
ウールとは羊の毛(羊毛)を原料として作られる繊維。天然素材の一つで、動物繊維の中に分類されます。
セーターやスーツ、ストールなどの編物にも多く使用されており、私たちの生活にも身近な存在です。
羊毛は標高の高い地方で羊が自分の命を守るため、また氷点下にも耐えられるように進化した獣毛です。
そのため熱伝導率が低く、冬はあたたかく、夏は涼しいのが特徴で保温性・放湿性にも優れています。
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【生産地】Made in 熊本
【サイズ】58(調整ベルト付き56cmまで調整可能)
【混率】ウール 100%
【お手入れ方法】洗濯・乾燥機 不可
【注意事項】
・掲載画像の商品の色味は、屋外や屋内の光の照射や角度により実物と色味が異なる場合がございます。
・ウールは天然の獣毛です。虫食い等の可能性がございます。保管の際は十分にお気をつけください